sagaburogu’s blog

婚活に役立ちかつ幸福な人生を過ごす為の秘訣を公開しています

愛情とは相手がして欲しいことを与えることです。自分にとっての愛情と相手にとっての愛情には違いがあります。

今の日本の離婚率は35%程だといわれていますが、世界の国々の離婚率についてはご存じでしょうか?

世界中の国で一番離婚率の高い国はベルギーで69%、ポルトガルは68%、ハンガリーは67%です。

最近のアメリカの離婚率は低下しているといいますが、それでも40%~50%のカップルが離婚しています。

世界でも日本でも、多くの人が素敵な相手を見つけて恋をして、お互いに惹かれ合うことで恋愛をし、結婚をしていきます。

しかし、結婚をすると妻は子供が中心の生活に変わって、夫に対して気にかけなくなり、反対に益々仕事が忙しくなる夫は、妻の話を聞く余裕がなくなって、段々と二人の関係に溝が出来て最終的には離婚にいたってしまいます。

いったい何がいけないのでしょうか?

 

 

その理由は、最終的にそのお相手に愛情が伝わらなかったからだといえます。

恋愛をしている最中は気にしていないのかもしれませんが、実は愛情には正しい伝え方というものがあります。

恋愛中はこの愛が永遠に続いて欲しいと願う事で、お互いに結婚したいと思う訳ですが、恋は本能的なものですから、それは継続出来て2年だといわれます。

例えば、オシャレなカフェで働いている店員さんを見て、恋をしたことはないでしょうか?

この時、あなたの脳内では幸福ホルモンであるアドレナリンやドーパミンが分泌されて、その相手に夢中になってしまいます。

その店員さんが離婚を3回していたとしても、お金が全く無くて困っていたとしても、そんな事情は関係なかったりします。

恋愛中はお互いに胸がキュンキュンしていますが、2年も経過するとそういった感覚も減りはじめ、結婚をしていれば子育てや仕事に追われてそれどころではなくなってしまいます。

この様に恋から冷めて現実の世界に戻って相手を見ると、掃除をしないとか、服や靴下が脱ぎっぱなしだとか、初めはそういう部分も可愛いなと思っていたのが、それが勘違いだったと気付くことになります。

人の心には愛情を注ぐタンクが存在していて、この愛情のタンクが空っぽになってしまうと、浮気をしたり、そっけなくなったり、家に帰ってこなくなってしまいます。

この現象は子供が親からの愛情を注いでもらえないと、愛情のタンクが空っぽになって、暴れたり非行に走ったりするのとよく似ています。

ですから、恋愛が継続できる2年を過ぎる以前から意識して、お互いのタンクに愛情を注ぎ合う必要がある訳です。

 

 

結婚相談所で出会ったカップルであれば、二人の交際がスタートした時から、お互いの心のタンクに愛情を注ぐ必要があります。

しかし、ここでの問題は自分が愛情を感じる行為と、相手が愛情を感じる行為は違うということです。

例えば、プレゼントを貰うことで愛情を感じる人もいれば、二人っきりの時間を共有することで愛情を感じる人もいます。

反対にこれらを相手からされたとしても、全く愛情を感じない人もいます。

ここで大切なことは、その相手が愛情と感じられる方法で愛を伝えなければいけないという事です。

この伝え方の一つ目のコツは、相手に対して肯定的な言葉で伝えるということです。

例えば、相手が女性であれば『その服可愛いね』とか、『いつもセンスがいいね』とか、反対に相手が男性であれば、『あなたなら大丈夫』とか、『私は信じてる』とかの肯定的な言葉です。

もう一つ目のコツは、二人っきりの時間を作ることです。

楽しい仲間とワイワイするよりも、二人っきりの時間が欲しいという人もいます。

恋愛や交際中のデートなどは、この二人っきりの時間を作っていることになります。

しかし、ただ二人っきりの時間を作ればいいという訳ではありません、その時間に仕事の事を考えていたり、スマホを見ていたりしていては意味がありません。

あなたが子供の頃、いつも親と一緒に生活していたとしても、自分に関心を寄せてくれなければ、愛情のタンクを満たすことが出来ないように、相手に愛情は伝わらないのです。

 

 

三つ目のコツは、相手の誕生日にプレゼントを渡すことです。

ここで大切な事は、プレゼントの中身が問題ではなく、『あなたの誕生日を大切に思っている』ことを、相手に伝えることで愛情が伝わるということです。

もし、相手がプレゼントを貰うことで愛情を感じるタイプであれば、より積極的にプレゼントを渡すべきでしょう。

ここまで説明してきて気が付いた人もいるかもしれませんが、これらは全て子供の頃の心のタンクに、親からの愛情として注いでもらった経験から学んだ、その人の経験から育まれてきたものです。

子供の頃に親からそうしてもらう事で愛情のタンクを満たしてきたというその方法が、相手に伝わる愛情なのです。

現在交際しているカップルも、お互いの親は違いますから、その愛情の注ぎ方にも違いがあります。

ですから、自分が愛情を感じる方法と、相手が感じる愛情の方法が違うのです。

男性であれば、自分の誕生日に花束を渡されても、まったく嬉しく感じないかもしれませんが、相手がそれを愛情として感じるタイプであれば、それを積極的に行うということです。

そしてさらに、『自分はこうしてもらうと愛情を感じる』という事を相手に伝えて、お互いの心のタンクに愛情を注ぎ合う関係が築けたとしたら、そのカップルは幸せになれるでしょう。

 

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